2020年10月29日木曜日

今日の話と昨日からの話

 みなさまこんばんは。

今日は幼稚園年少クラスの懇談会でした。

今年度入園したとたんに休園となり一ヶ月半。

6月から保育が再開しましたが縮小保育が未だに続いています。

保護者の皆さんには敷地内の立ち入りは控えてもらっているので

懇談会も出来る状況ではありませんでした。

ようやく短時間でなら行えると判断し集まってもらいました。

ひかりの保育はマニュアル化することができず、

距離間があると伝えることが困難です。

例年でしたら何かあればすぐ保護者と話すことができました。

送り迎えの際に園庭で立ち話も日常的に繰り返し

少しずつひかりの保育を言葉で伝え、保育を実際に見てもらいながら

話をしていました。

そんな機会が少なくなっておりますので

今日のような懇談会は非常にありがたかったです。

時間の縮小もあり全て伝えることはできませんでしたが、

とても有意義な時間になりました。

保護者の皆さんから聞いた話を保育に活かして

また子どもたちと向き合います。


それでは今度は年長の様子です。

昨日の夕方です
この時点でいったい何がおきているか
ブログをこまめにチェックしている方は
わかることでしょう

正解です!

また年長のお泊まりでしたー

夜ご飯のメニューは
ハンバーグドッグと
ライスバーガーねぎ塩チキンです

年長のお泊まりは普段給食に出ない
特別メニューが出てきます

年長だけは何でも特別です

年長はいいこともいっぱいですが

大変なこともいっぱいです

今年度初のお泊まり保育で
緊張気味でした
もちろん嫌がる子もいるのです
初めてのことだから当然のこと
なので夜ご飯を食べてから帰る子もいました
それでも良いのです
大切なのは自己決定することです
お泊まりできることが正しくて
できないことがダメではありません
自分でどうしたいか決めることが大切です
私も昔はいかに泊まらせる方向にもっていくか
そればかり気にしていました
ですが子どもたちが何度となく教えてくれました
「自分たちは自分のことだから自分で決めたい
でも困ったときは助けてよ」
この意味を少しでも分かってあげられるようになると
泊まらせることが目的ではないと確信できるようになりました
泊まれなくても帰る選択肢を自己決定できたことが
子どもたちの自信になるのです
大人に決められているうちは
自信を積み上げることもできず
失敗を他者のせいにすることでしょう
自分で決めたことは子どもだって責任を感じるのです





デザートまでありました

食後は花火をして


お風呂に入っておやすみなさい

布団に入ってから泣き出す子もいるのです
あまり遅くない時間でしたら迎えにきてもらいます
お母さんたちも子どもたちが自己決定できるように
協力してくれてありがたいです

翌日の朝ご飯
お釜でご飯を


朝ご飯の用意をして


いただきまーす
昨日泣いて帰った子たちも朝ご飯には参加です
朝早くに送ってもらいました
泣いて帰った子もできなかったことを恥じてはいません
開く直っているわけでもありません
気持ちを聞くと
「今度は泊まってみたい」
「いつか泊まれるようになりたい」
こんな言葉が返ってきました
この想いが形になるのはいつになるかは分かりませんが
一歩踏み出す日は必ず来ます
自己決定できた力をみんなに肯定されることで
自信になり自ら挑戦するものです


なので泊まれた子には
「お泊まり頑張ったね」
帰った子には
「自分で決めて凄かったね」
と褒めることばかりです

お代わりいっぱいで大人の分が、、、

感染症問題の中でも子どもたちはしっかりと
成長しています
我々も負けられませんね
それではまた~