年長の女の子の話です。
その子は困ったことがあると私の所に来てうつむいていました。
毎日ではありませんが何かある度に来て
その都度、相談に乗っていました。
友だちとのことや
担任のこと
家庭でのことも。
ケンカになってしまった友だちとの話し合いを手伝ったり
担任とも一緒に話し合いを何度もしました。
お母さんとも相談をしました。
その子が困って訴えてきたとき
思いつく対応をしてきました。
必要とされたとき、しっかり助けてあげたいので。
その子が今日も私のところにきて何だか元気がない様子です。
話を聞こうと思ったのですが、教えてくれませんでした。
今までと何だか違う様子でした。
私との関係に何かしらの変化が起きているのでしょう。
口をつぐんでしまうのはネガティブな印象を受けますが
その子の表情は何か力強さを感じました。
結局その子の気持ちは知れませんでした。
私に何を求めてきたのか、もっと助けて欲しかったのか。
でもあの時の表情の力強さは意味があると思っています。
まるで私を頼らず
もう自分で進んで行こうと思っているのでは。
私の勝手な想像ですが
そんな気がした場面でした。
どんな些細なことでも子どもたちの成長を感じられると嬉しいです。
子どもは子どもなりに一生懸命に生きていますね。
こちらは廊下でリズム遊びをしている年少さん |
長い廊下をどこからハイハイしてきたのかな |
みんな楽しそうでした |
こちらは何ごっこかわかりませんが 突然私を捕まえにきた子です |
あっちもこっちも大騒ぎで毎日子どもたちは 過ごしています |
年長になると様子が大きく変わってきます いつもふざけて大騒ぎしていても こんな表情を見せたりするのです 複雑にいろいろ考えていたのでしょう |