先週、年長の女の子の話をしたのを覚えていますか?
私の勝手な勘違いかもしれない件です。
今日の帰りのバスの中、その子が話しかけてきました。
「今日○○くんとケンカをした」
ひかりでは子どもたちの自己主張を大切にしています。
自己主張には感情が伴うものなのですが
どんな感情も等しく認めてあげないと
本当の気持ちを主張できないと思っています。
なので【喜】【楽】だけでなく【怒】【哀】の自己主張も
肯定するようにしています。
日頃からそんな保育をしていますので
少しばかりの笑顔でケンカした話をしてきました。
「○○くんたちと友だちがケンカになりそうだったから
私も助けてあげた。そしたら私もケンカになっちゃった」
ケンカも主張の一つですから、よく自己主張できたね。
とその子の行動をまずは肯定しました。
その次にケンカだけではなく話し合いもできたのか聞いてみました。
「ちゃんとケンカの後に話し合いしたよ。
その後に仲直りもした」
ケンカの後の給食では仲直りした仲間と食べていたようです。
まだ幼い子どもたち、感情をコントロールして言語だけの主張は
できるものではありません。しかしどんな感情も肯定していると
しっかり言語のやり取りを、自己主張だけでなく
他者の主張も受け止めることができていきます。
ここまで話しを聞いて今度は私も質問です。
「前まで困った時は私のところにきていたのに
今日はなんで来なかったの?」
そしたら
「勇気を出して自分でやってみた。それと友だちが力を貸してくれたから。
また心配なときは助けてもらいたいけど、今日は大丈夫だった」
私の勝手な想像は外れていなかったようです。
子どもたちが手助けを必要とするときは
しっかり手助けしてあげる。
それがしっかり積みあがると子どもの様子が変わってきますね。
それでは子どもたちの様子を少し
2歳児の給食です |
どの子も見て見てと 大きな口いっぱいに食べています |
年長の目に見える成長は 小さい頃からの積み重ね 人間の成長は大人も子どももゆっくりです でも少しずつの積み重ねはしっかり結果が ついてくるものですね みんなの成長が楽しみだよ~~ |
それではまた。