2019年10月2日水曜日

拾ってきた栗で

皆さまこんばんは。
いきなり今日の保育です。

年長さんが何かやっています
この前拾った栗を使い栗ご飯を炊くようです
準備を手伝っているところ
小さい子たちも集まって
お腹が空いたようです
炊ける間に1歳児の様子を
自分の手でしっかりと
元気な食卓になってきましたよ


今日の献立です
メインは大きな春巻きでした
栗ご飯は年長さんだけ
大きさがよく分かることでしょう
ようやく炊けました
小さい子たちも匂いに誘われて集まってきました
炊き立てをさっそくいただきまーす
今回は年長さんだけ特別でしたが小さい子たちも集まって
年長たちにお裾分けをもらっていました
何度も欲しがる小さい子たちに応える年長たちの
優しい姿が印象的でした
口いっぱいもらえて良かったね


こちらはお昼寝明けです
この前プール片付けをしたけれど
道具が庭に出しっぱなしでした
少しづつ片そうと思ってたら
また子どもたちが手伝ってくれました

木の杭を5本束ねて
かなり重たいですが
星のシャツの子だけが年長で
他の子はまだ年中さんです
仲間と協力して
リヤカーに乗せて運びました
今日もみんなありがとうね
子どもたちにお手伝いを無理強いしません。
でも頼むことは多々あります。

生活とは生きるための活動でしょう。
子どもたちにとって遊びも大切ですが、ご飯を食べることも、体を休めお昼寝
することも、生きるために必要な活動は限りなくあります。
子どもたちにいろいろとお手伝いを頼むのは、共に生活する仲間同士、力を合わせて
何かをやり遂げる。遊びだけでは味わえない経験をさせたいのです。

誰かに何かを頼まれる。
それは人に必要とされているのです。期待を込めて。
子どもたちにも期待を込めてお手伝いを頼んでいるのです。
無理強いすると嫌々やるようになりますが、出来る時に出来ることを頼むと笑顔で
お手伝いしています。
集団生活の中で子どもたちに役割をあげることは、自分の存在価値にもなり
やり遂げることで自信にもなるのです。

昔は各家庭の生活の中で子どもたちの役割が多くあったようです。
水を確保するのも、赤ちゃんの面倒をみるのも子どもたちの手助けを借りないと
各家庭の生活が成り立たなかったのでしょう。
家庭の中に子どもたちが存在価値を感じる場所が多くあったようです。

現代では便利な世の中ですので、子どもたちの力を借りなくても生活は回って
いることでしょう。逆に子どもたちのお手伝いが邪魔と言われていまうことが多い
のでしょうか。静かにテレビを観ていてくれた方が確かに家事はスムーズでしょうが
子どもたちの活躍する場はどこにあるのでしょう。
毎日とは言いませんが、少し時間に余裕があるときは
子どもたちの力を頼ってみて欲しいです。