2023年9月6日水曜日

プールに放流

みなさまこんばんは。
今日は年長行事でした。
プールの回りには小さい子たちが集まっています
中には年長たちが


ニジマス掴みをしています
プールに放流されたニジマスを追いかけて
手掴みでつかまえました

年長たちがつかまえたら
職員がお腹を開いて

また年長たちの出番です
内蔵を自分たちで取り出します
このときに
「気持ち悪いー」
「臭くて嫌だー」
なんて声が聞こえてきます
子どもたちの正直な意見として当然と思っていたら
「魚の命なんだから
そんなこと言ったらおかしいよ」
なんて意見を言う年長がいました
保育の中で伝えるべきことが伝わっていることを知り
嬉しく思いました
随分前のことですが
魚をさばく職員たちが
キャーキャー悲鳴をあげていました。それを注意した記憶があります。
大人はどんなときも子どもたちの見本にならないとですから
命の大切さを伝えたくても悲鳴をあげているようじゃ
ちょっと難しかったのでしょう。

次は串を打って炭火で焼きます

美味しそうに焼けてきました

焼きたての熱々をいただきまーす







頭も骨も食べちゃう勢いで
みんなよく食べていました

食事という行為は当たり前のように日々繰り返されています。
国や地域によって違いはありますが、この日本の、この園にいる子どもたちは
日々の食事に困り、飢えに苦しむ子はいません。
そんな環境の中で他の生き物の命をもらって育っている事実を幼児にどこまで
伝えるべきなのでしょうか。
私自身も飢えて苦しんだ経験はありませんので
実体験として伝えることはできませんが
今日のような経験を通して伝えていけたらと思っています。
いただきます
ごちそうさま
この意味を。

今日はここまで。
それではまた。