2021年5月28日金曜日

なんでも積み重ね

みなさまこんばんは。
ある日のバス停でのことです。
送迎バスが着いてドアが開いた途端に
その子がお母さんに問いかける声が聞こえました。
「お昼寝の時にお迎えきてくれる?」
我が子の突然の問いかけにお母さんは驚きながら
少し悩んで
「お昼寝のときには行けないけど
幼稚園に用事があるから、それが終わったら一緒に帰ろう。
給食の前に」

お昼寝よりずっと早くにお迎え来てくれるから納得するだろうと
思っていたら
「それじゃ嫌だ。お昼寝の時がいい」

何度説明してもその子は納得せず、バスはちょっと待っていました。
しかしその子は何度説明しても納得してくれないので
お母さんは自分で送っていくのでバスは行ってくださいとのことでした。

我々大人が困ってしまうような状況だったと思います。
それでもお母さんの表情は曇ってなかったようでした。

わがままと判断されて終わりにされるかもしれませんが
幼い子どもの一生懸命な自己主張とも思えます。
状況判断して的確に主張するには、まだまだ経験も成長も足りません。
一日の中で精神も肉体も落ち着くことがない未熟な子どもたちですので、
気持ちの変化が突然起こるのは当然のこと。
それが子どもと理解してお母さんは対応したように見えました。

なんでこんな対応ができたのか、
私の勝手な推測ですが
第一子の子育ての経験から学んだことを第二子の子育てに
活かしているのではないかと思います。

我が子が生まれ初めてお母さんになり
初めての子育てを不安いっぱいで続けてきて、
成功と失敗を繰り返して、お母さんも成長していくはずです。

もしかすると以前はできなかったことが
できるようになったのかもしれませんね。
誰しも始めからできる人はいませんからね。

お母さんは言ったとおり用事が終わったら迎えにきてくれました。
しかしその子は帰らなかったようです。
給食は食べたかったんですって。

幼い子どもにもちゃんと理由があったんですね。

わがままと捉えるか
未熟な自己主張と捉えるか
捉え方次第で、子どもの次の言動が変わるように思えます。

それでは保育の様子を
薪の片付けを手伝ってくれる子どもたちです

薪ストーブのシーズンも終わりましたが
薪は一年中用意しておかないとです

力自慢の子どもたちが手伝ってくれました

年長の姿を真似て

小さい子たちも頑張っていましたよ


おかげで綺麗に片付きました

みんなありがとね
それではまた。