2021年5月21日金曜日

寂しい気持ち

みなさまこんばんは。
今週はあっという間でした。
振り返ると濃厚な一週間だったと思えます。
こんな一週間は今後は起こりえない。
起こって欲しくないと願ってしまいます。
しかし物事思い通りにいかないものです。
どんなことが起きても対応できるように
自分が成長しないとですね。
がんばりまーす。

それでは保育の様子を

ホールの入り口に一人の年長が立っていました
他の子どもたちはリズムをしていました
一人でいるのが気になって声をかけました
この子は「お母さんが大好きだから
バイバイするのが寂しかった」と教えてくれました
私はその意見に同意しました
大好きな人と一緒にいたいのは当然のことですからね
この子の寂しさに共感しながら話していたら
同じクラスの子たちが数人集まってきました
私たちのやりとりが気になったようです
ことの様子を伝えると
集まってきた子たちも
その寂しさに共感してくれました
みんなお母さんが好きですからね
「優しいお母さんが好き」
「でもたまに怒るんだよ」
なんて子どもたちのやり取りの中
寂しがっていた子をみんなで助けるよ
と数人の子たちが伝えました
そしたら少し表情が変わりました

数人の中の一人が手を引いて年長の仲間の中へ
連れていってくれました

さっきまで落ち込んで泣きそうにしていた子が
仲間に助けてもらい
今度は自分で勇気を出したのです
子どもたちの関係性って本当に凄いと思います

時に大人は子どもたちに助け合うことを強要します。
人として理想とする生き方だからでしょう。
助け合うことが大事だからと押しつけます。
大人に押しつけられると子どもたちは従います。
本音は違っても表向きはやるのです。
表向きで大人の理想に従う子は
裏側で何を主張するのでしょう。

子どもたちは強要されなくてもできるのです。
自ら良かれと思うことはやるのです。
大人の理想とするものと
子どもの理想とするものは、たいして違いはありません。

今日はここまででーす。