今日もブログを更新します。会議が長引いてすっかり空腹なのですが、あと少し頑張ります。
さっそく保育の様子を
久しぶりのまとまった雨で室内遊びが中心になります。
異年齢交流も良い刺激になります |
大きい子がハイハイしてたら2歳児が張り合って
その後から0歳児がついてきました
こうして仲間から刺激をもらい模倣して力をつけていきます
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本当は雨にも負けず外で遊んでいた子もいましたが写真を撮りそびれて、、、
また次の機会に紹介できることでしょう。
こちらは帰りのバスの中で |
最初は2人とも黙って答えてくれません。
こちらはいろいろと推測して声をかけます。
ケンカをとがめるのではありません。
ケンカになった理由を、お互いの言い分を聞くのです。
ケンカは悪いことではありません。個人が集まり集団になれば意見の衝突が起きるのはあたりまえです。子どもたちなら尚更です。
ケンカはダメでしょ!なんてことは言いません。しっかりケンカをし、その後は話し合いです。自分の気持ちを相手に言葉で伝えます。まだ自分で言えない子には保育者が手伝って一緒に言ってあげたり、代弁します。
ケンカでの自己主張だけでなく、言葉での自己主張ができるように手伝います。
2人とも少しずつ私に自分の言い分を教えてくれました。
なるほどなるほどと答えながら、次は自分の言い分を対峙する相手に言ってみたら?と勧めました。
そしたら4歳児の2人は、真剣な表情で自分の気持ちを伝えることができました。言葉で相手の気持ちを聞くことで、初めて分かることがあるものです。相手の気持ちを知り自分の非に気付いたときに心から謝ることができます。
大人が子どもたちに
「仲良くしなさい」
「ケンカはダメでしょ」
「謝りなさい」
などと
強く子どもたちに言い続けていれば、やがて言われた通りに育ちます。しかしそこに自主性はありませんし笑顔だけでは不自然です。喜怒哀楽全ての感情を表現するのが自然です。
不自然に周囲から強要されて育った人と
経験しながら自分で考えて育った人
同じ人間にはならないと思っています。
ケンカするほど仲が良い
まさにそのとおり。本気で衝突し、遠慮なく意見交換し、非を認め謝り仲直りする。
絆は深くなることでしょう。
何度も繰り返すうちに他者を思いやるようになっていくのです。
園は人間関係を構築する手段を学ぶ場でもあります。幼い存在が小さな経験を何度も積み重ね、やがて大きな成長になっていきます。
この2人もお互いに「ごめんね」と伝え合いました。
その後は隣同士に座って笑顔で遊びだしました。
それではまた来週