保育に必要なものっていろいろあるのですが
一つに環境があります。
子どもたちが過ごす環境によって子どもたちの様子は変わってくるのです。
ほんの一例ですが
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園庭にある築山です 子どもたちが登ったり下りたり 踏み固められる築山です なのでたまにほぐしてフカフカにしています 私がやることはそれだけです 固く踏まれた土をフカフカにしただけです たったそれだけの環境の変化で 子どもたちは遊び方が変わります |
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誰しも想像できる違いです 固い山で飛び跳ねるのと フカフカの山で飛び跳ねるのは どれだけの違いがあることでしょう 同じ山でも全く違うものになるのです |
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フカフカという魅力があると そこに仲間が増えていきます 個人ではなく集団になると意思疎通が必要で コミュニケーション力が育ちます |
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遊び方は子ども同士のやり取りで いろんな遊びが生まれます 想像力が育ちます |
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遊びに夢中になり何度も登り下りしていれば 体中の筋力が育ちます |
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やがて遊びがダイナミックになり 飛び降り遊びをしだす子もいます 一歩踏み出す勇気が育ちます |
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勇気を出した友だちを見て 自分もやってみようとする子も出てきます 模倣する力が育ちます |
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足が滑って怖い瞬間 とっさに手をついたり体を丸めたり 身を守る力が育ちます |
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遊んでいるだけじゃダメって幼児に言う人もいるでしょうが この子たちが築山で育てた力は机の上で身につけることが できるのでしょうか 子どもたちはしっかり遊ぶことで 育つ力があるのです そのために環境を整えることが大切です もちろん山だけではありません 子どもたちに関わる全ての環境が影響するのです |
それではまた。