2020年3月21日土曜日

たまには文字だけで

皆さんこんばんは。
昨日のことですが園で作業をしていたら
突然の来客がありました。

女性が2人「誰だかわかりますか?」
驚くばかりでちっともわかりません❗
名前を聞いてみたら記憶が反応しました。
15年ほど前の卒園生が2人、幼稚園に遊びにきたのでした。

思い出してから顔を見ると面影がありました。でも名前を言われないとまったく気付かないほど立派に成長していました。
しばし思い出話をして帰っていきました。
卒園生が元気でいてくれるのは嬉しいです。

2人とも在園中は元気いっぱいでしたが
1人の子は長く不登園をしていました。
適した対応をしてあげられなく
なかなか登園できませんでした。
できることといったら
その子の家まで会いに行き一緒に遊ぶことぐらい、、、

何度か会いに行って数ヶ月して徐々に登園するようになりました。
当時何がその子に必要なのか、
いったいどうしてまた登園するようになったのか、
何も分からずじまいで卒園して
それ以来話すこともなく。

昨日その子は不登園していたことを笑って話していました。

あの頃私もどうすれば良いのか悩んでいましたが、昨日の立派な姿と笑顔を見て
あれで良かったんだろうな、と思えました。
登園できないことを否定的に扱わず無理やり登園させないで良かったようです。

今現在、我が子が不登園や不登校の保護者の方もいるかもしれません。
きっと不安だらけでしょうが、
今を認めてあげることで、やがて苦しかった時期をお互い笑顔で話せるのではないでしょうか。

子どもが飛躍する時期は人それぞれ。
いつになるか誰もわかりませんが、必ずその時期はくるものです。
信じて待って支えてあげる価値はあります。

2人とも来月から新人看護士だそうですよ。

それではまた~。