先程気づいたことがありましたー。
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今日はこの一枚しか写真がなかった あとで撮ろうと思っていたのですが すっかり忘れていました、、、 この年長たちはお昼寝から起きてきたところです 突然「どんな年長になりたいの?」と声をかけてみたら 「強い年長になりたい」 「自分のことは自分でできる年長になりたい」 としっかり返答していました 突然の声がけに対してしっかり返答できるってことは それだけ意識しているのでしょう さすが年長ですね |
このときふと感じたことがありました。
私自身、この満たされる感覚はいつから感じるようになったのか自問自答してみました。
昔、まだ若く経験が浅かった私は、このような年長らしい発言に対して、行動までを求めていました。発言するだけでは認めず、しっかり行動する年長じゃないと肯定できなかった記憶があります。
行動した場合はもちろんしっかり褒めますが、一度の行動ができたなら、翌日も同じ行動を子どもたちに求めていました。
一度できたならもう一度、二度できたならもっといっぱい。
この私の感覚は今思うと子どもたちを追い込んでいたのです。欲張りな私がダメでしたね。
子どもたちはまだまだ未熟な存在なので、発言に対してこの先ずっと責任を持たなくて良いのです。今だけでも、一瞬だけでも「やる気」になったこと。ここに価値を感じることが大切です。
一瞬すらやる気になれない時があるのです。
一瞬すらやる気になれない子どもがいるのです。
それを知ると一瞬だけでもやる気になれたことに意味があり、それをしっかり認めてもらえた人間は次に向かっていくのです。
いろいろ経験を積んでようやく、こう思えるようになりました。なので今日の二人の年長たちの発言に心底満たされました。
私は何歳から受け取り方が変わったのか覚えていませんが、若い頃はできませんでした。そうすると若い職員や若い保護者も私の若い頃と同じかもしれませんね。小さな小さなものに価値があることを若い職員や保護者に伝えていけたらと思います。
今日はここまでです。
それではまた。