2020年10月7日水曜日

長靴はいて

 みなさまこんばんは。

やけに寒くなってきましたね。

もしかすると今夜は布団を引っ張りださないとダメかもしれませんね。

この前まで夏布団だったような気がしますが、

またあっという間に時が流れたようです、、、。


さて今日は子どもたちの自己主張について触れたいと思います。

保育現場ではよく出るワードなのですが子育て中の方々も

きっと意識していることでしょう。

自己主張を調べてみると

自分の意見や考えを他者に伝えることだそうです。

ほとんどの人間が他者との集団生活をおくっているので

日常的に自己主張をしないと生活が成り立たないはずです。

やはり自己主張はとても大切で必要と思います。

ここまでは誰しも共感してくれることでしょう。

しかし気にしてもらいたいのが

「子どもたちの自己主張」です。

我々大人は言語を獲得して時間軸を捉え、論理的に自己主張しているはずです。

言葉を使い、順を追って、無駄なくスムーズに他者に伝えようとしているのです。

これは大人だからできるのです。

子どもたちはまだ未熟な存在で、この力を獲得する時期が子どもと呼ばれる時期なのです。

なので大人と一致しない、意見が割れるのは当然のことです。

未熟な存在が試行錯誤しながら生きているだけなのです。

試行錯誤しながら経験を積んで身につけ、やがて大人と一致するようになるには

子どもが大人になり、更に同じ立場になったときでしょう。

親の気持ちと一致するときは

子どもが成人になり家庭を持ったときに理解できるはずです。

誰しも実体験しないと真意は分からないはずですからね。

言うこと聞かない我が子に悩んでいる方がいると思いますが

解釈をちょっと変えてみると我が子の行動が理解できたりするものです。

それと

我々大人は子どもたちの自己主張の中で

前向きな、意欲的な、穏やかな、こんな自己主張が大好きなんですよね。

反対に

後ろ向きの、無気力な、乱暴な、これは自己主張どころか

言うこと聞かない困った子、と判断されてしまいがちではないでしょうか。

先ほどの

”自己主張を調べてみると

自分の意見や考えを他者に伝えること” の中には

どこにも(言葉を使って)や(前向きな主張)なんて言葉は入ってないんですよね。

なので泣き叫ぶことも 自己主張

否定的な暴言も 自己主張

言葉も泣き声も態度も表情も、全部子どもの自己主張だと考えます。

喜怒哀楽 全ての感情を表現することが自己主張。

それでは何で他者に伝える必要があるのか。

社会生活が円滑に進む為に伝える必要があるのですが、

それよりも先に 

共感してもらいたいからではないでしょうか。

自分の喜怒哀楽の気持ちを共感してもらいたい。

一体誰に共感してもらいたい?

私だったら大好きな人に共感してもらいたいです。

だから子どもたちは、、、。


そろそろ今日の様子でーす。

今日は年長が隣町まで栗拾いに

毎年お邪魔している場所なのです


栗拾いは長靴がおすすめです

さっそく大きな栗が

落ちた栗のいがを開いて

上にはまだいっぱい

こっちの木には何があるのかな

こっちは柿の木です
友だち同士力を合わせて

上の子も協力して

頑張る友だちを応援しています

木登り禁止の表示が公園などで見られます
なぜなのでしょう
傷んだ木を保護するなら理解できますが
子どもの怪我を心配しているのか
怪我した子どもの保護者のクレームが怖いのか

ひかりの保育は
平坦だけでは子どもが育たない
と考えております

何とか柿を

よく頑張ったね

こんな環境がありがたい
今日はここまででーす。
それではまた~。